私は成人のクライアント様と接する機会の方が多いのですが、お越しになるきっかけとなった表面的な症状や状態を深く掘り下げていくと
根本原因が幼少期の“虐待”に辿り着くケースがあります。
勿論、それを自覚してお越しになる方も多くいらっしゃいます。
自覚のない場合、理由の分からない不調に長年苦しみ、色々な所を転々としたり
匙を投げられたりして、長い旅路の先に催眠療法に辿り着く方も。
全ての人が自分の辛い様々な過去と向かう必要はありません。
なんだか調子が悪いな、、、この生き辛さは何なんだろう、、、と思いながら日常を送り人生を終える方もいるでしょう。
私にも辛い過去はそれはそれは沢山あります。
例えば、実習や勉強会で「暗黒の中学3年間、、、」をお題にして技術を磨いたりする時、
出来事全部ではありませんし、まだまだ蓋をしているものも沢山あります。
日常生活に支障をきたしていないのであれば、まぁいいや、という感じでやり過ごす。
(それが甥の不登校をきっかけに溢れ出てきてしまいましたが、、、これについてはまた追々)
昨今Jの件でトラウマだのPTSDだのと毎日のように話題に事欠きませんが
大の大人がなぜ今になって過去の事について被害者として騒いでいるのか。
虐待全般が人間にもたらす悪影響、そして何故悪影響をもたらすか、そのメカニズムを知らない限りは理解できないでしょう。
心=脳
虐待体験は「心=脳」に超ストレス記憶として残り続けます。
このメカニズムについては長くなるのでまたの機会に。
やはり精神科医、益田先生のお話は良く分かります。
虐待(いじめ)を受けたことのある人の治療
https://www.youtube.com/watch?v=R6aKHPa2OiY