以前ブログの
【子供時代の逆境体験がもたらすもの---トラウマ、PTSD】
というタイトル内で少し触れた
「Adverse Childhood Experiences = ACEエース 又は ACEsエイシィズ」
についての記事がYahooに掲載されていたので改めて触れます。
不登校やいじめ問題にも関わる事なので。
【子供の人生「親ガチャ」影響どこまで 18歳までの「逆境体験」が及ぼす将来リスク判明】
https://news.yahoo.co.jp/
龍谷大の三谷はるよ准教授の著書「ACEサバイバー」
私がブログ記事でお勧めしていたDr.ナディアン・バーク・ハリスの動画
ナディン・バーク・ハリス: いかに子供時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか - YouTube
について、
精神医学、心理学の世界では「Adverse Childhood Experiences = 略してACE 又は ACEs」
日本語では「逆境的小児期体験」「小児期逆境体験」
いわゆる「毒親」「親ガチャ」「機能不全家族」
私がACEエースに興味を持ったきっかけは、クライエント様方との
カウンセリングやセラピーセッションの中で感じた私の肌感覚と
自分の臨床データをもと
多くの”生きづらさ”
「ACE」なのでは、
例えば幼少期から母親によって身体的、心理的虐待を受けている
でもその母親も実は母親から、つまりクライエントの祖母から虐待を受けていた。
逆もしかり、自分←父親←祖父←曾祖父。
と負の連鎖、つまりACEの連鎖が延々と続いていているのです。
彼らの幼少期の経験を聞くと、
その予備軍の存在、そうです、私の甥がすぐそばにいる訳です。
甥の将来の為、そして好奇心も相まって色々と調べていきました。
始めはACEという言葉自体知りませんでしたし、
甥の変わった気質の正体が知りたくて、神経発達症(旧:発達障害)
に注目していたので、
その過程で辿り着いたのがDr.ナディアン・バーク・
でも日本では専門家の間だけでの認識で、文献も英語ばかり。
発信しているもの海外の方ばかり。
日本でも大掛かりな研究、統計的なエビデンスが必要なのに
どなたか偉い先生やってくれないかしら、、、
と思っていましたが、
ここ数年、日本でも発達障害という言葉(
子供が小児精神科でWISC検査をしたり、大人になってから『
と受診して診断されたり、あるいは二次障害の方で精神科を受診して
その診断名がついたりす
ですが!!!
Dr.ナディアン・バーク・ハリスが熱弁しているように、
ではなく、
例えば生まれながらにしてそういう部分、
ACEによってそのスイッチが思いっきり押されて発現してしまっ
色濃く現れ出てしまったり。
ACEについて教員や子供の教育、
不登校やいじめ問題(被害者も加害者も)、
実は深く関わっていると思います
これから日本でもACEという言葉が一般にも認知されていく事を願います